「江南水郷千般良きでも、朱家角に勝ること無き」。朱家角古鎮は1991年に上海歴史文化名鎮、2004年に国家AAAA級観光風景区、2007年に第3陣全国歴史文化名鎮に認定された。
古鎮風景区の敷地面積は3.08平方キロメートルがあり、区内では河と港が網状に交差し、100年以上の歴史を持つ古い街が9つあって、川沿いに伸びている。そして明代と清代の建築物が川沿いに建てられ、その数は千を超えている。更に古風のアーチ橋が36本が残され、古跡名勝地が至る所点在している。
上海一の江南風景は、淀山湖の傍らにある朱家角しかない。古鎮風景区の人間文化資源が豊富で、明代と清代の上海第一街――北大街、華東地区最大の5つアーチでできた石造橋――放生橋、上海地区最大の中国風と西洋風を融合した私家庭園造の課植園、華東地区に残された唯一の大清郵便局の旧跡、及び涵大隆醬園、童天和薬号、江南第一茶楼など100年以上の老舗がある。
「二つの渓流は珠街阁に及ばず、地図を読み尽くしてもその素晴らしさを知り尽くせない」、江南水郷に位置する千年古鎮である朱家角は上海という現代国際大都市の隣にあるひと味違う街風景となった。